スマートフォン利用者にとって、通信費の削減は大きな関心事です。
通信費の削減として格安SIMが思い浮かぶ方は多いですが、多種多様な種類が登場するなか、自身のニーズに合った最適なプランを選ぶのは容易ではありません。
格安SIMによって通信速度やサポート体制、端末の種類などが異なるため、何を選ぶべきかわからない方も多いでしょう。
そこで本記事では、格安SIMのおすすめ人気ランキング15選を紹介し、メリットやデメリット、選び方についても解説します。
毎月の携帯代を削減したい方、おすすめの格安SIMが知りたい方などは、ぜひ参考にしてみてください。
格安SIM(スマホ)とは?

格安SIMとは、大手キャリア(NTTドコモ、au、SoftBankなど)に比べて、格段に安い料金で通信サービスを利用できるSIMカードのことです。
大手通信会社はMNOとも呼ばれ、自社で基地局などの通信設備を保有し、安定した通信サービスを提供しています。
一方、格安SIMを提供する事業者はMVNOと呼ばれ、MNOから回線を借りて通信サービスを提供していることが特徴です。
そのため、格安SIMは回線を提供している大手キャリアによって次の3つに大別できます。
- ドコモ回線の格安SIM
- au回線の格安SIM
- SoftBank回線の格安SIM
利用している回線により、通信速度や安定性、料金は大きく変わります。
ここからは、それぞれの格安SIMについて詳しく解説します。
ドコモ回線の格安SIM
ドコモ回線の格安SIMとは、NTTドコモと同じ通信エリアを利用できるSIMのことです。
ドコモ回線の代表的な格安SIMとして、次のようなものが挙げられます。
- ahamo
- LIBMO
- IIJmio
- mineo
- NUROモバイル
ドコモは基地局数が他社キャリアよりも多いため、通信エリアが広く、田舎や山間部でもつながりやすいメリットがあります。
地方や田舎でも安定して通信したい方、現在ドコモを利用中の方などは、ドコモ回線の格安SIMがおすすめです。
ただしドコモ回線に限らずいえることですが、通信速度は格安SIMによって異なります。
キャリアから回線の一部のみを借りている格安SIMの場合、回線が混雑する時間帯だと遅くなるものが大半です。
au回線の格安SIM
au回線の格安SIMとは、auと同じ通信エリアを利用できるSIMのことです。
au回線の代表的な格安SIMとして、次のようなものが挙げられます。
- povo
- UQ mobile
- mineo
- NUROモバイル
- IIJmio
通信速度の多少の違いはあるものの、基本的にauと同じ対応エリアのため、全国の広い範囲で十分快適に利用できます。
現在au回線を利用している方であれば、au回線の格安SIMを選べばスムーズに乗り換えが可能です。
乗り換えることで通信速度が変わる可能性はありますが、対応エリアやつながりやすさは変わらないため、安心感があります。
ただしauは他社と比べると、全国規模の大きな通信障害の頻度が目立つことが唯一の難点といえます。
SoftBank回線の格安SIM
SoftBank回線の格安SIMとは、SoftBankと同じ通信エリアを利用できるSIMのことです。
SoftBank回線の代表的な格安SIMとして、次のようなものが挙げられます。
- LINEMO
- Y!mobile
- 日本通信
- mineo
- NUROモバイル
SoftBank回線の格安SIMは、ほかの大手キャリアよりも通信速度が速い傾向にあります。
格安SIMによるものの、ストレスなく快適に通信できる可能性が高いため、通信速度を重視する方はSoftBank回線を視野に入れておくとよいでしょう。
ただしSoftBankは、大手3キャリアの中で最も基地局数が少なく、山間部や離島などでは電波が弱くなる可能性があります。
とくに地方や田舎での安定的な通信を求める方は、対応エリアに注意が必要です。
格安SIMの選び方

格安SIMを選ぶ際は、次の点に注目しましょう。
- 月額プランとデータ容量
- 通信回線、速度
- eSIM対応の有無
- 支払い方法
- キャンペーンの有無
格安SIMは料金が安いメリットがある一方で、通信速度やサポート体制など、デメリットも存在します。
料金のみに注目せず、自身の利用状況に合わせて、最適な格安SIMを選ぶことが大切です。
ここからは、格安SIMの選び方について詳しく解説します。
月額プラン・データ容量
格安SIMは大手キャリアと比べると低料金ですが、格安SIM同士で比較すると、なかには月額料金が高い事業者もあります。
同じデータ容量でも、申し込み先により料金が大きく異なる場合もあるため、月額料金が予算に収まるか確認することが大切です。
自身の予算に合わせて最適なプランを選ぶことで、無理なく通信費を削減できます。
まずは1か月に必要なデータ量を見極めて、同条件で比較したうえで最安の格安SIMを選びましょう。
なおデータ量は少ないほど料金も安くなりますが、容量が足りないと追加料金がかかり、結果的に無駄な出費につながることがあります。
とくに高画質の動画や音楽アプリ、ゲームをよく利用する方は、データ容量の消費が多い傾向にあります。
スマートフォンの利用状況をきちんと把握し、自身に適したプランを選ぶことが大切です。
通信回線・速度
快適なインターネット利用のためには、通信回線と速度のチェックが欠かせません。
格安SIMは、大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しています。
NTTドコモやSoftbank、auの3社から回線を借りている格安SIMは少なく、いずれか1社の回線を利用しているケースが大半です。
対応している回線によって通信速度は異なるため、格安SIMを選ぶ際は対応回線もチェックしましょう。
通信速度が遅いと動画やゲームが途切れたり、情報収集や仕事などの作業効率が落ちたりと、ストレスが溜まる原因になります。
地域によって電波が弱くなる回線もあるため、とくに地方や田舎での安定的な通信を求める方は注意が必要です。
通信速度を最重視する方はSoftbank回線、通信エリアの広さを求める方はドコモ回線の格安SIMが有力な選択肢となるでしょう。
eSIM対応の有無
格安SIMを選ぶ際は、eSIM対応の有無もチェックすることをおすすめします。
eSIM(イーシム)とは、スマートフォンなどの端末内部に組み込まれたSIMカードのことです。
物理的なSIMカードのように端末に差し込む必要がないため、店舗に行く手間がかからないほか、SIMカードの郵送を待つこともありません。
さらにSIMカードを保管する必要がないことから、紛失や破損などのリスクも減らせます。
ただし、すべてのスマートフォンがeSIMに対応しているわけではありません。
現在利用中のスマートフォン、または新しく購入する端末がeSIMに対応しているか、事前に確認する必要があります。
また物理SIMとは異なり、複数端末で1つのeSIMを利用できない点にも注意が必要です。
支払い方法
大手キャリアの支払い方法は、複数の選択肢が用意されているのに対し、格安SIMはクレジットカード払いにのみ対応しているところが多い傾向にあります。
クレジットカード払いの格安SIMが多い理由として、料金未払いのリスクや、料金回収のコストを減らせることが挙げられます。
またクレジットカードを所持している方は、社会的な信用があると判断でき、簡易な手続きで契約可能である点も理由の一つです。
とくにクレジットカード未発行の方は、支払い方法もチェックしておくと安心でしょう。
携帯会社の代表的な支払い方法は、次のとおりです。
- クレジットカード
- 口座振替
- コンビニ払い
- キャリア決済
自身のライフスタイルや支払い状況に合わせて、最適な支払い方法に対応している格安SIMを選びましょう。
キャンペーンの有無
格安SIMを選ぶ際は、キャンペーンの有無もチェックすべきです。
格安SIMの事業者は、ポイント還元や乗り換え割、初期費用割引、データ量アップなどのキャンペーンを定期的に開催しています。
特定のスマートフォンが割引で購入できる場合もあるため、キャンペーンの活用をすれば、よりお得に格安SIMへの乗り換えが可能です。
ただし「ポイントの還元率が高い」などの安易な理由で契約すると、後悔する可能性があります。
ポイント付与までの期間が長かったり、有料オプションの加入が必要だったりなど、落とし穴が隠されていることもあるためです。
格安SIMをキャンペーンで比較する際は、特典内容や条件なども忘れずにチェックしましょう。
格安SIMのおすすめ人気ランキング15選

ここからは、格安SIMのおすすめ人気ランキング15選を紹介します。
それぞれの特徴について詳しく解説するので、ぜひ格安SIM選びの参考にしてみてください。
povo
povoは、auが提供するオンライン専用の格安SIMブランドです。
基本料金は無料で、必要なデータ容量を「トッピング」として購入するスタイルを採用しています。
データ量やオプションを自由にカスタマイズ可能なため、あまりデータ容量を必要としない方から、動画やゲームを長時間楽しみたい方まで幅広いニーズに対応できます。
povoのおすすめポイントは、次のとおりです。
- 基本料金無料で、必要に応じてギガを購入するトッピング方式
- au回線で安定した通信
- 月3GBなら990円(税込)
- 330円(税込)で24時間データ使い放題
- DAZNが7日間1,145円(税込)でスポット利用に便利
トッピングの種類が豊富なため、サブ回線として旅行先や出張先で24時間データ使い放題を利用するのもおすすめです。
またスポット利用として、地上波では観られないスポーツ試合のためにDAZNをトッピングする便利な使い方もあります。
料金や通信速度、プランの豊富さなど、povoは総合的な得点が高い格安SIMといえます。
LINEMO
LINEMOは、Softbankが提供するオンライン専用の格安SIMブランドです。
Softbank回線で通信が速いため、動画を頻繁に視聴する方、仕事で大量のデータをやり取りする方でもストレスフリーに利用できます。
プランは3~10GBまでの低容量な「ベストプラン」、20~30GBまでの中容量な「ベストプランV」の2つです。
3GBなら月990円(税込)と低料金ですが、ギガ数を超えると自動的に10GBのプランになり、料金が2,090円(税込)と2倍に跳ね上がる点に注意しましょう。
LINEMOのおすすめポイントは、次のとおりです。
- Softbank回線で通信が速い
- LINEをギガ消費なしで利用できる
- 5分以内のかけ放題が7か月目まで無料
- 支払い方法として口座振替やPayPay残高も選択可能
LINEMOでは「LINEギガフリー」というサービスも提供しており、LINEアプリのトークや音声通話、ビデオ電話をデータ消費ゼロで利用できます。
LINEをよく利用する方の場合、ギガフリーを活用すれば、3GBのデータ容量でも足りる可能性は十分にあるでしょう。
ahamo
ahamoは、NTTドコモが提供するオンライン専用の格安SIMブランドです。
30GBまで月2,970円(税込)のシンプルなプランで、料金体系がわかりやすいため、格安SIMがはじめての方でも安心して利用できます。
さらに5分通話無料、海外91か国でドコモ回線が利用できて月2,970円(税込)は、破格ともいえるでしょう。
また110GBの大盛りプランもあり、月4,950円でギガ数を気にせず利用できるため、データの消費量が多い方にも適しています。
ahamoのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ドコモ回線で安定した通信速度
- 30GBまで月2,970円(税込)のわかりやすいプラン
- 5分のかけ放題オプションが無料
- 海外91か国でデータ通信可能
ahamoは速度制限時でも1Mbpsの中速で利用できるため、日常的なインターネット利用であれば十分に対応可能です。
楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天グループが提供するキャリアサービスです。
データ容量無制限であり、月3,168円(税込)でインターネットを使い放題できます。
使わなければ自動的に安くなるシステムで、3GB以下なら月968円(税込)で利用できるため、データの消費量が少ない方にも最適です。
楽天モバイルのおすすめポイントは、次のとおりです。
- 月3,168円(税込)でデータ無制限
- 使わなければ勝手に安くなる
- 専用アプリなら国内通話かけ放題
- 海外利用も月2GBまで無料
- 楽天市場の買い物でポイント毎日5倍
楽天モバイルに契約すると、楽天市場の買い物で楽天ポイントが毎日5倍になる点もメリットです。
楽天ポイントを貯めている方、データ容量を気にせず利用したい方などは、楽天モバイルが適しているでしょう。
Y!mobile
Y!mobileは、格安SIMや格安スマホを提供しているSoftbankのサブブランドです。
Softbankと同じ回線で、全プラン5Gに対応しているため、全国幅広いエリアで高速かつ安定した通信を実現しています。
また全国に約2,400店を展開しており、安心の対面サポートが受けられるメリットもあります。
Y!mobileのおすすめポイントは、次のとおりです。
- Softbank回線で全プラン5G対応
- 余ったデータを翌月に繰り越し可能
- 全国に約2,400店展開で安心のサポート
- 解約金や2年縛りなし
余ったデータは翌月に繰り越せるため、データ容量を無駄なく使い切れる点もY!mobileの魅力です。
UQ mobile
UQ mobileは、auのサブブランドとしてサービスを提供している格安SIMです。
多くの格安SIMはキャリアメールを利用できませんが、UQ mobileでは「@uqmobile.jp」が付いたメールサービスを提供しています。
また契約や故障時など、実店舗での対面サポートにも対応しているため、大手キャリアと変わらないサービスを受けられる点が強みです。
UQ mobileのおすすめポイントは、次のとおりです。
- au回線で高速かつ快適な通信
- 余ったデータ容量は翌月に繰り越しOK
- 速度制限でも1Mbpsでサクサク動く
- メールサービスあり
- 簡単3ステップで手続き完了
速度制限時も1Mbpsでサクサク動くため、月末の速度制限を気にする必要がありません。
日本通信
日本通信は、NTTドコモのネットワークを利用している格安SIMサービスです。
日本ではじめてMVNOを展開したブランドであり、合理的で破格の料金プランを提供しています。
1GBプランは月290円(税込)で、3GBの場合は月730円(税込)と業界最安値ともいえる料金設定です。
日本通信のおすすめポイントは、次のとおりです。
- 1GBなら月290円(税込)
- 5Gオプションが無料
- eSIM対応
- 子どもを守るフィルターがある
- 専用アプリ不要
月396円(税込)で「お子様を守るiフィルター」を利用できるため、有害サイトから子どもを守ることも可能です。
NUROモバイル
NUROモバイルは、ソニーグループが提供する格安SIMブランドです。
ドコモ回線、au回線、Softbank回線のトリプルキャリア対応のため、プランによって回線を選択できます。
NUROモバイルのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ライフスタイルに合わせて選べる料金プラン
- 対象SNSならギガ消費なし
- データ容量は繰り越しやギフトで無駄なく使える
- 解約金やMNP転出手数料が無料
- 生成AIで24時間サポート
NUROモバイルでは「NEOデータフリー」という無料オプションを提供しています。
LINE、X(旧Twitter)、Instagram、TikTokをギガ消費なしで利用できるため、とくにSNSの利用頻度が高い方におすすめです。
IIJmio
IIJmio(アイアイジェイミオ)は、auとNTTドコモの回線に対応している格安SIMブランドです。
2GBから20GBまでの幅広いプランを用意しているため、ライフスタイルに合わせて選択できます。
IIJmioのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ドコモまたはau回線が選べる
- 最大6か月間も5GBデータ増量
- 乗り換えなら人気スマホを大幅割引
- 5つのプラン展開
- 家族でデータシェア可能
5GBデータ増量や月額料金400円割引など、キャンペーンの充実度はトップクラスといえます。
eSIMに乗り換えすると、人気スマートフォンが割引料金で購入できるため、ぜひ検討してみてください。
mineo
mineo(マイネオ)は、大手3キャリアの回線に対応している格安SIMブランドです。
広告表示のギガ消費なし、毎日22時半~7時半までの間はデータ通信が使い放題になるなど、他社にはないサービスが利用できます。
mineoのおすすめポイントは、次のとおりです。
- 大手キャリア3社の回線から選べる
- 100以上の実店舗とAI機能で安心サポート
- フリーサービスでデータ通信料を大幅削減
- 1GB~20GBと幅広いデータ容量
mineoはデータ通信に関する無料オプションが充実しており、全国のmineoユーザーや家族とパケットをシェアすることもできます。
誰かがピンチのときは余ったパケットで助けたり、反対に助けられたりもする点は、mineoならではのサービスといえるでしょう。
irumo
irumoは、NTTドコモが提供する格安SIMブランドです。
最安値は月550円(税込)の0.5GBプラン、最大データ容量は9GBで月3,377円(税込)と、データ利用量が少ないユーザー向けのプランを提供しています。
irumoのおすすめポイントは、次のとおりです。
- 3キャリアと同等の速度&品質
- 無駄のない4つの低容量プラン
- オンラインまたは店舗での申し込みが可能
- ドコモ光やドコモhomaを利用中なら毎月1,100円割引
自宅のWi-Fiとして「ドコモ光」もしくは「ドコモhome」を利用中の場合、セット割が適用されて毎月1,100円割引になります。
ドコモのWi-Fiを利用している方にとって、irumoは有力な選択肢といえるでしょう。
HISモバイル
HISモバイルは、大手旅行会社のHISが提供する格安SIMサービスです。
プランは100MBで月280円(税込)の低容量、7GBで月990円(税込)の中容量、30GBで月2,970円(税込)の大容量があり、用途や予算に合わせて選べます。
irumoのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ドコモ回線またはSoftbank回線を利用できる
- 月280円(税込)~と最安値レベル
- 小~大容量までデータ容量が幅広い
- HISグループならではのサービスが豊富
HISグループならではのサービスも魅力で、国内外旅行の割引やホテルの宿泊代金割引、食事代金割引など、特別な特典が受けられます。
テーマパークの入園料やオンラインショップでの割引も受けられるため、特典を重視する方はぜひ検討してみてください。
LIBMO
LIBMO(リブモ)は、安心のドコモ回線が使える業界最安クラスの格安SIMブランドです。
データ通信専用のSIM、音声通話機能付きSIMの2種類があり、用途に合わせて最適な料金プランを選べます。
データ通信のみ利用したい方は、月528円(税込)のなっとくプラン(ライト)であれば、200kbpsの速度制限下で無制限利用も可能です。
LIBMOのおすすめポイントは、次のとおりです。
- 安心のドコモ回線
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
- 3ステップで手続きが簡単
- かけ放題オプションが充実
- TLCポイントが貯まる&使える
かけ放題オプションも充実しているため、通話の頻度が多い方にもおすすめです。
y.u mobile
y.u mobileは、ドコモ回線の安定した通信が利用できる格安SIMブランドです。
すべてのギガに有効制限はなく、格安SIM唯一の永久繰り越しが可能なため、使い切る前に消滅する心配がありません。
y.u mobileのおすすめポイントは、次のとおりです。
- ギガ永久繰り越し
- U-NEXT付きプランが月2,970円(税込)でお得
- 他社からの乗り換えなら最大2か月無料
- 最大3万円の携帯修理費用補償
月2,970円(税込)の10GBプランには、動画配信サービスのU-NEXTの月額料金が含まれています。
毎⽉付与される1,200円分のU-NEXTポイントを活用し、10GBチャージすれば、同じ料金で最大20GB使うことも可能です。
LinksMate
LinksMateは、ゲームや動画配信サービスを長時間楽しみたい方におすすめの格安SIMです。
「カウントフリーオプション」を用意しており、特定アプリ利用時のギガ消費を90%以上抑えられるため、低速状態でも快適にゲームや動画を楽しめます。
- 特定アプリならギガ消費90%以上OFF
- 全114種類のプランで自由度が高い
- クレジットカードがなくてもOK
- 余ったデータは翌月に繰り越し可能
- 安心の24時間サポート
料金プランは全114種類を用意しており、0.1GBの格安プランから、100GB以上の大容量プランまで取り揃えています。
公式サイトでは料金のシミュレーションもできるため、ぜひ活用してみてください。
目的別におすすめ格安SIMを比較

ここからは、目的別におすすめの格安SIMを紹介します。
自身の利用状況や重視する点に合わせて、最適な格安SIMを見つけましょう。
速度重視の方におすすめ
速度重視の方におすすめの格安SIMは、次の3つです。
格安SIM | おすすめポイント |
---|---|
Y!mobile | Softbank回線で全プラン5G対応 |
LINEMO | Softbank回線で日中もサクサク動く |
ahamo | ドコモ回線で高速かつ安定した通信 |
とくにおすすめなのは、Softbank回線のY!mobileとLINEMOです。
昼12時の時間帯でも高速な通信を維持できるため、通信速度を最重視する方はぜひ検討してみてください。
無制限で利用したい方におすすめ
無制限で利用したい方におすすめの格安SIMは、次の3つです。
格安SIM | おすすめポイント |
---|---|
楽天モバイル | 完全無制限プランが月3,168円と格安 |
LIBMO | 200kbpsの速度制限下なら無制限 |
y.u mobile | 無制限かけ放題プランが月1,400円 |
完全無制限プランを提供している格安SIMは、楽天モバイルのみです。
格安SIMでデータ無制限を探している方なら、楽天モバイル一択といえます。
iPhone利用者におすすめ
iPhoneを利用中の方におすすめの格安SIMは、次の3つです。
格安SIM | おすすめポイント |
---|---|
povo | 必要分のみギガを購入できる |
IIJmio | eSIM関連のサポートが手厚い |
HISモバイル | 利用中のiPhoneにそのまま乗り換え可能 |
povoは基本料金が無料で、必要分のみギガを購入できることが特徴です。
月末や外出時にトッピングとしてギガを購入できるため、ピンチのときに頼れる存在になるでしょう。
高齢者におすすめ
シニア世代におすすめの格安SIMは、次の3つです。
格安SIM | おすすめポイント |
---|---|
UQ mobile | 日本全国に2,700店舗以上展開中だから、最寄りの実店舗で契約の相談ができる |
irumo | 料金プランや端末選び、契約後の初期設定も対面で相談可能 |
mineo | シニアパックなら操作をサポートする11のアプリが使い放題 |
シニア世代にとってスマートフォンの操作は難しいことも多いため、対面でのサポートが受けられる格安SIMがおすすめです。
なかでもUQ mobileは日本全国に2,700店舗以上展開しており、最寄りの実店舗で契約の相談ができるため、シニア世代にもやさしい格安SIMといえます。
子どもにおすすめ
子どもにおすすめの格安SIMは、次の3つです。
格安SIM | おすすめポイント |
---|---|
日本通信 | 「お子様を守るiフィルター」で68種類のカテゴリーから閲覧制限可能 |
NUROモバイル | 対象SNS利用時にギガ消費しないから、少ないデータ容量でやりくりできる |
LinksMate | 無料アプリでフィルタリング&位置情報チェックが可能 |
子どもには、有害サイトの閲覧を制限できるフィルタリング機能付きの格安SIMがおすすめです。
料金の安さも重視したい場合は、少ないデータ容量でやりくりしやすいNUROモバイルを視野に入れるとよいでしょう。
格安SIMの5つのメリット

格安SIMには、次のようなメリットがあります。
- 月額料金が安い
- プラン展開が豊富
- オンラインで手続き可能
- 最低利用期間が短い
- セットで端末を安く購入できる
とくに大手キャリアと比べて月額料金が安くなる点は、格安SIM最大のメリットといえるでしょう。
ここからは、格安SIMのメリットについて詳しく解説します。
月額料金が安い
格安SIM事業者は、基地局などの通信設備を自社で所有せず、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しています。
設備投資にかかる費用が少ない分、大手キャリアよりも低料金での提供が可能です。
通信費は毎月の固定費として大きな割合を占める場合もあるため、格安SIMに乗り換えることで家計の負担を大幅に軽減できるでしょう。
プラン展開が豊富
格安SIMは大手キャリアと比較して、より柔軟かつ多様なプランが用意されている傾向にあります。
データ容量や通話時間、オプションサービスなど、さまざまな組み合わせのプランの中から、自身の利用状況に最適なものを選択できる点がメリットです。
ライフスタイルの変化に対応しやすいため、データ容量の使い方が変化した場合でも、柔軟に対応できるでしょう。
オンラインで手続きできる
格安SIMの申し込みは、オンライン上で手続きできる場合が大半です。
店舗に足を運ぶ必要がないため、営業時間や場所にとらわれることもなく、自身の都合のよいタイミングで手続きができます。
とくに仕事が忙しくて、なかなか店舗に行けない方にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
最低利用期間が短く設定されている
大手キャリアは2年などの長期契約を設定しているのに対し、格安SIMは最低利用期間が短い傾向にあります。
契約期間に縛られることがないため、気軽に乗り換えできる点がメリットです。
また長期契約の場合、途中で解約すると違約金が発生する場合もありますが、最低利用期間が短い格安SIMであれば、その心配も少なく済みます。
セットで端末を安く購入できる
多くの格安SIMは、契約と同時に端末をセットで購入すると、端末代金が安くなります。
また端末とSIMカードをセットで購入する顧客に対し、期間限定の割引キャンペーンを実施しているところもあります。
新しいスマートフォンの購入を考えている方にとって、大きなメリットといえるでしょう。
格安SIMの4つのデメリット

格安SIMは、通信速度やサポート体制など「安い代わりに何かを犠牲にしなければならない」というイメージを持っている方も多いでしょう。
実際に格安SIMには、次のようなデメリットが存在するのも事実です。
- 通信速度が遅くなる場合がある
- 自身で契約する必要がある
- キャリアメールが利用できない
- サポートが充実していない
近年では大手キャリアとの差が縮まってきていますが、デメリットも把握したうえで検討することが大切です。
ここからは、格安SIMのデメリットについて詳しく解説します。
通信速度が遅くなる場合がある
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しています。
回線容量には制限が設けられており、利用者が集中する時間帯や場所は回線が混雑し、通信速度が遅くなることもあります。
普段のスマートフォンの利用場所や使い方を考えて、通信速度が安定している事業者を選びましょう。
自身で契約する必要がある
格安SIM事業者は、店舗を持たないことが多く、オンラインでの契約が主流です。
契約手続きには、プランの選定や必要情報の入力、本人確認書類の提出など、いくつかのステップが必要になります。
とくに格安SIMの契約がはじめての方は、契約手続きに時間がかかることが予想されるでしょう。
契約手続きに不安を感じる方は、実店舗がある格安SIMの事業者を選ぶと安心です。
キャリアメールが利用できない
格安SIM事業者は、大手キャリアのように独自のメールサーバーを保有していません。
基本的にGmailなどのフリーメールサービスと連携しているため、キャリアメールを利用できない点に注意が必要です。
キャリアメールは信頼性が高いと認識されているケースが多いため、とくにビジネスシーンでは不利になる可能性があります。
キャリアメールを利用したい方は、独自のメールサービスを提供している事業者を選びましょう。
サポートが充実していない
格安SIMは、大手キャリアと比較して店舗数が少なく、カスタマーサポート体制が充実していない場合があります。
電話につながらない、チャットでの対応が遅れるなど、トラブルの解決に時間がかかるケースも少なくありません。
そのため、契約前は電話対応時間やチャット対応、メール対応など、サポート方法も確認しましょう。
またトラブルが発生した場合の対応について、事前に確認しておくと安心です。
格安SIMに関するよくある質問

最後に、格安SIMに関するよくある質問を3つ紹介します。
格安SIMについて疑問がある方は、ぜひチェックしてみてください。
家族割のある格安SIMは?
家族割のある代表的な格安SIMは、次のとおりです。
会社 | 家族割 |
---|---|
楽天モバイル | <最強家族プログラム> ・1回線あたり、毎月110円引き |
Y!mobile | <家族割引サービス> ・2台目以降、毎月1,100円引き(シンプル2契約の場合) |
UQ mobile | <家族セット割> ・1回線あたり、毎月550円引き |
IIJmio | <家族割引> ・1回線あたり、毎月110円引き <ファミリー通話割引> ・通話料金が20%OFF <データシェア> ・同一契約内でデータ容量をシェア可能 |
mineo | <家族割引> ・1回線あたり、毎月55円割引(最大5回線まで) |
y.u mobile | <シェア U-NEXTプラン> ・2人までなら追加料金なしで最大30GB利用可能 |
月額料金の割引、通話料の割引、データ通信量のシェアなど、格安SIMごとに家族割の内容が異なります。
ニーズや重視する点に合わせて、家族全員がお得で快適に利用できる格安SIMを選びましょう。
乗り換える際の手順は?
格安SIMに乗り換える手順は、主に2パターンあります。
- SIMロック解除
- MNP予約番号の取得
- 格安SIMの申し込み
- SIMカードの受け取りと挿入:
- APN設定
- MNP予約番号の取得
- 申し込みで必要なものを準備
- 格安SIMの申し込み&新しいスマートフォンの購入
- SIMカードの挿入
- APN設定
現在のスマートフォンを継続して利用する場合、SIMロック解除の手続きが必要になることがあります。
SIMロックとは、他社で自社の回線を使えないようにする制限のことです。
格安SIMで利用する回線により、SIMロックを解除して「SIMフリー」の状態にする必要があります。
なお具体的な乗り換え手順は、通信事業者ごとに異なります。
格安SIMの利用を検討している方は、乗り換え先の公式サイトなども確認しながら作業をおこないましょう。
5Gに対応している?
多くの格安SIMは、5Gに対応しています。
2020年に大手3キャリアが5Gサービスを開始して以降、格安SIMでも利用できる環境が整ってきました。
5Gに対応している代表的な格安SIM事業者は、次のとおりです。
- povo
- 楽天モバイル
- UQ mobile
- Y!mobile
- mineo
- IIJmio
5Gは4Gと比べて高速かつ大容量のデータ通信が可能なため、ストレスなく通信を利用できます。
またデータ転送の遅延が少なく、Web会議やオンラインゲームが快適におこなえる点もメリットです。
ただし、5Gの提供エリアは拡大途中であり、都市部や駅周辺など、人口が多い地域での利用がメインとなります。
ドコモ回線やSoftbank回線など、キャリア回線によって5Gの対応エリアは異なるため、生活圏のサービスエリアを十分に確認してから契約しましょう。
まとめ

本記事では、格安SIMのおすすめ人気ランキング15選を紹介しました。
格安SIMは料金が安いというメリットがある一方で、通信速度やサポート体制など、デメリットも存在します。
そのため、料金のみに注目せず、自身の利用状況に合わせて最適な格安SIMを選ぶことが大切です。
とくに通信速度は格安SIMによって異なるため、ストレスなく通信したいなら速度の速いブランドをチェックする必要があります。
料金や通信回線、通信速度など総合的にチェックしたうえで選べば、毎月の携帯代を大幅に抑えながら快適に利用できるでしょう。
本記事で紹介した内容を参考に、自身に最適な格安SIMを見つけてみてください。