【2025年版】退職代行で後払いできる?実質後払いにする方法と後払い可能な退職代行サービスまとめ

退職代行サービスを利用したいものの「後払いが可能なサービスはあるのか」「今月は金銭的に厳しいから翌月払いで対応してほしい」など、金銭的な疑問を抱いている方も多いでしょう。

退職代行の利用は数万円の出費となるため躊躇しがちですが、できるかぎり早めに退職手続きを進めたい気持ちもあり、迷われるでしょう。退職代行サービスの中には後払いが可能な業者もあるため、手元に現金がない方も安心して利用できます。

今回の記事では、退職代行サービスで利用できる後払いの方法、また後払い可能な退職代行サービスについて紹介します。今すぐに会社を辞めるために退職代行サービスを利用したいものの、金銭的問題を抱えていて困っている方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次

退職代行における後払いの方法

退職代行サービスの中には後払いが可能な業者もあります。ここでは、退職代行サービスの利用における後払いの方法について2つ紹介します。

完全成果報酬型

完全成果報酬型とは、退職代行担当者の成果に対してのみ報酬が発生するシステムです。

退職が無事に成功した場合にのみはじめて成果とみなされ代金が発生するため、完全に後払いで退職代行サービスを利用できます。

完全成果報酬型のシステムを取り入れている退職代行サービスは多くはないものの、確実に退職代行が成功した場合のみ支払えばよいためリスクなく依頼できる安心感が最大のメリットといえるでしょう。

あと払いペイディ(Paidy)

あと払いペイディ(Paidy)とは、株式会社Paidyが運営する決済サービスです。

ペイディ(Paidy)決済を利用する場合は、退職代行を利用した翌月10日までにコンビニや銀行振込、口座振替で後払いが可能となります。

あと払いペイディ(Paidy)を利用するにあたって簡単な本人確認審査が必要ですが、携帯電話番号とメールアドレスをお持ちであれば、クレジットカードを所持していない方も利用できるため手軽に利用可能です。

後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法

退職代行サービスにおける後払い制度について2種類お伝えしましたが、実際には完全成果報酬型を取り入れている退職代行サービスは多くありません。

また、あと払いペイディ(Paidy)は簡単な審査が必要になるため、より簡単に後払いを利用する方法を知りたい方も多いのではないでしょうか。

ここでは、完全成果報酬型や後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法について5つ紹介します。

キャリア決済

キャリア決済とは、docomoやau、SoftBankなど各種キャリアの携帯電話料金とまとめて支払う決済サービスです。

自身が契約しているキャリアによって支払日が異なりますが、基本的に利用日の翌月払いとなるため実質後払いとなります。

各種キャリアのポイントが貯まる点や、別途振り込みする手間が省けるため、便利な決済方法である点がメリットです。

クレジットカード払い

クレジットカード払いは、一般的に利用日の翌月や翌々月などの引き落としとなる場合が大半のため、実質後払い扱いとなります。また、リボ払いや分割払いを利用すると支払い金額を調整可能です。

仮に利用する退職代行サービスが一括払いのみ対応の場合も、クレジットカード会社によって後日公式サイトより、あとから分割払いやあとからリボ払いを選択可能なため安心して利用できます。

さらに、クレジットカード払いは大半の退職代行サービスが利用可能な決済方法のため、退職代行サービスの選択肢が広がる点もメリットといえるでしょう。

電子マネー決済

電子マネー決済とは、PayPayやLINE PAYなどを代表とするスマートフォンを利用した決済方法です。

昨今では、スマートフォンひとつで決済可能な電子マネー決済に対応する退職代行サービスが増えています。

クレジットカードより手軽に決済が可能なため、日常生活でも電子マネー決済を利用する方が増加傾向にある点が理由としてあげられます。

また、電子マネー決済の場合はそれぞれの決済サービスのポイントも貯まるため、現金支払いやコンビニ振り込みなどと比較してお得に利用可能です。

さらに、電子マネーのチャージをクレジットカードでおこなえば、実質後払いとなるため手元に現金がなくても支払いが可能となります。

コンビニ決済

コンビニ決済は、コンビニの店頭にて簡単に支払い手続きが可能な支払い方法です。

基本的に支払い期限は14日前後である場合が大半で、退職代行サービスによっては退職確定後の支払いで構わない場合もあります。

そのため、実質成果報酬型と同じ扱いで後払いが可能です。コンビニは駅の近くや家の近くに大抵あるため、時間を気にせずいつでも支払いに行ける点がメリットでしょう。

分割払い

一括払いが金銭的に厳しい場合は、分割払いに対応している退職代行サービスを選びましょう。

分割払いの場合は1回あたりの支払額を減らせるため実質後払いとして利用可能です。

しかし、分割払いは手数料が発生する場合が大半のため、結果的には一括払いより多くの金額を支払う可能性が高いです。

そのため、万が一分割払いを利用する予定がある方は、まず希望の退職代行サービスが分割払いに対応しているか、また事前に手数料がいくら発生するのかを担当者に確認しておきましょう。

後払いで退職代行を利用する際のチェックポイント

後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法について紹介しましたが、ここでは後払いで退職代行を利用する際にチェックすべきポイントを解説します。確認を怠るとトラブルになりかねないため、必ずチェックしておきましょう。

追加費用はかからないか

まず、追加費用がかからないのかを確認する必要があります。

提示されている金額の他にオプション類が付属して結果的に高額になるケースは少なくありません。

公式サイトにて追加費用一切なしと書かれていることを確認し、また事前相談にて追加費用が本当にかからないのかをしっかり確認したうえで利用しましょう。

返金保証があるか

また、万が一転職に失敗した場合に全額返金保証があるのかをチェックしましょう。基本的に退職成功率100%の退職代行サービスが大半ですが、万が一退職に失敗した場合のケースを考えておくべきです。

全額返金保証がある場合は当然支払った金額がすべて返金されますが、全額返金保証制度がない場合は返金されません。退職代行サービスで支払う金額は決して安価ではないため、必ず全額返金保証があるのかを確認しておきましょう。

後払いで退職代行を利用する流れ

ここでは、後払いで退職代行を利用する流れについて紹介します。

今後後払いにて退職代行サービスを利用される予定がある方は、流れにしたがって手続きを進めてみてください。

1:退職代行サービスに無料相談

まず、気になる退職代行サービスに無料相談の連絡を入れます。基本的にLINEもしくはメール、電話にて対応しています。24時間対応の退職代行サービスもあるため、比較的迅速な対応をしてもらえます。

無料相談では要望を具体的に伝えたうえで発生する料金や返金保証があるのかを質問し、退職代行を依頼する前に疑問をすべて解消しましょう。

2:後払いの手続き

利用する退職代行サービスが確定した場合は次に後払いの手続きをおこないます。ペイディ(Paidy)の場合は後払いに必要な本人確認を済ませる簡単な作業が発生します。

退職代行サービスによっては支払い手続きが元々退職完了後の場合もあるため、その場合はとくに後払いの手続きは必要ありません。

3:必要事項の記入・申し込み

退職代行サービスを利用するにあたって、自身の個人情報や必要な情報について伝える必要があります。主に指名、住所、会社名、部署、退職を伝える相手の名前や役職、退職理由などを正確に記入し伝えます。情報に誤りがあると退職手続きが滞るリスクが発生するため、間違いのないよう確認をしましょう。

4:退職代行業者が会社へ連絡

ひと通り必要な情報を伝えた後は、退職代行サービスの担当者が自身に代わって退職手続きをおこないます。即日退職に対応可能な退職代行サービスの場合は、早くて当日に手続きが完了します。担当者から連絡が来るまで待機しましょう。

5:退職完了

退職手続きが無事に済んで退職代行サービスの担当者から連絡が来たら、無事に退職完了となります。会社からの貸与物や返却物を所持している場合は、退職届と共に会社に送付しましょう。送付の際の料金は自身で負担する必要があるため、注意が必要です。

6:お支払い

無事に退職手続きが完了して退職に成功した場合は、料金を支払います。元々決めていた決済方法にて後払いをおこなえば完了です。クレジットカードや各種決済サービスの場合は翌月に引き落としとなるため、翌月引き落とし日の前日までにお金を口座に用意しておきましょう。支払いが無事に完了したら退職代行は終了です。

【人気】後払い可能なおすすめ退職代行サービス5選

後払いで退職代行を利用する流れについて解説したところで、ここでは後払いが可能なおすすめ退職代行サービス5選を紹介します。

それぞれのサービスの特徴やおすすめポイント、利用料金についてまとめたため、比較する際にぜひ参考にしてみてください。

辞めるんです

辞めるんですは、実績件数7,000件を誇る、追加費用なしの退職代行サービスです。退職率100%の実績と即日退社が可能な点を強みとしています。

また、退職代行サービスでは珍しい完全成果報酬型のスタイルを採用しているため、退職完了後の料金支払いが可能です。

さらに、追加費用は一切発生しないうえ相談回数無制限や電話回数無制限、有給サポートなど利用者にとって嬉しいサポート体制が整っている点がメリットといえるでしょう。

さらに、辞めるんですの退職代行サービスに申し込みをすると、もれなく退職届のテンプレートを無料で受け取れるキャンペーンを実施しています。退職手続きを円滑に進めるうえで重宝するアイテムとなるため、メリットは大きいでしょう。

【辞めるんです基本情報】

退職代行jobs

退職jobsは弁護士監修の適正業務により、安心して退職可能な退職代行サービスです。

全額返金保証があり、案件にかかわらず追加費用は一切不要なため金銭的に安心して利用可能な点がメリットといえます。

また、手続きは最短30分、24時間対応しているため即日退職の対応も可能です。

労働組合と連携しているため、労働組合費2,000円(税込)を支払うと未払い給料や有給休暇消化の交渉もできます。

そのため、万が一支払われていない給料や消化しきれていない有給休暇が残っている場合は担当者に相談しましょう。

さらに、転職活動もフォローしてもらえるため退職後のサポートも充実しています。料金設定は弁護士監修にもかかわらず27,000円(税込)と非常にリーズナブルです。

【退職代行jobs基本情報】

  • 利用料金:27,000円(税込)+労働組合費2,000円(税込)
  • 支払い方法: クレジットカード、コンビニ決済(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)、Paidy、銀行振込
  • 公式サイト:https://jobs1.jp/
  • LINE無料相談:https://line.me/R/ti/p/%40731swofd

男の退職代行

男の退職代行は、男性退職代行サービス3冠(顧客満足度No.1、20代、30代男性が選ぶNo.1、対応スピードNo.1)の実績を持つ退職代行サービスです。(参照https://taishoku.to-next.jp/otoko/公式サイトより)

JRAA(日本退職代行協会)特級認定を取得する優良退職代行サービスとして第三者機関に認められている強みがあります。法的に認められた労働組合が退職代行手続きをおこなうため、違法性の心配がなく安心してサービスの利用が可能です。

追加料金は一切発生せず、万が一退職できない場合は全額返金保証も用意されています。

対応スピードの速さを評価されており、早い場合は数分以内、遅くても数時間以内に対応可能なため迅速に手続きを進めてもらえる点がメリットです。料金も比較的リーズナブルで、支払い方法が豊富なため金銭的負担も最小限に抑えられます。

【男の退職代行基本情報】

  • 利用料金:アルバイト・パートの場合19,800円(税込)、正社員・契約社員・派遣社員・内定辞退の場合26,800円(税込)
  • 支払い方法:銀行振込、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、ペイパル、コンビニ決済、楽天ペイ、PayPay、キャリア決済、翌月後払い
  • 公式サイト:https://taishoku.to-next.jp/otoko/
  • LINE無料相談:https://taishoku.to-next.jp/otoko/line_cushion

わたしNEXT

わたしNEXTは、女性退職代行サービス5冠(女性が選ぶNo.1、顧客満足度No.1、対応スピードNo.1、口コミランキングNo.1、リピート率No.1)達成の実績を持つ女性専用退職代行サービスです。(公式サイトhttps://taishoku.to-next.jp/w/参照)

男の退職代行と同じくJRAA(日本退職代行協会)より特級認定を取得しているため、優良退職代行サービスとしての信頼性も高いです。創業16年の歴史があり、退職成功率は100%を誇ります。

また即日退職に対応しており、全額返金保証もあるため金銭的リスクを抱えずに退職代行の依頼が可能です。

さらに、転職サポートも完全無料でおこなっており、退職後に会社とのやり取りが生じた際にも間に入ってサポートをしてもらえます。退職後のサポートも非常に充実しているため、顧客満足度につながっているといえるでしょう。

アルバイトやパートなど社会保険未加入社の場合は19,800円(税込)と非常にリーズナブルな料金で退職代行を利用できるため、金銭的負担も少なく良心的です。

【わたしNEXT基本情報】

  • 利用料金:アルバイト・パートの場合19,800円(税込)、正社員・契約社員・派遣社員・内定辞退の場合29,800円(税込)
  • 支払い方法:クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード(LINE PAY、au PAY、dカードプリペイド)、ペイパル、コンビニ決済、楽天ペイ、PayPay、キャリア決済、翌月後払い、コンビニ後払い
  • 公式サイト:https://taishoku.to-next.jp/w/
  • LINE無料相談:https://taishoku.to-next.jp/w/cushion

退職代行ピンチヒッター

退職代行ピンチヒッターは、会社への連絡が一切不要で即日対応可能な退職代行サービスです。

退職後のアフターフォローにも力を入れており、離職票を送ってほしい、会社に置いた私物を返してほしいなど利用者の意向に沿った対応をしてもらえます。

雇用形態によって料金が変動する退職代行サービスが多いですが、退職代行ピンチヒッターは雇用形態問わず一律27,500円(税込)で利用可能な点もメリットです。

また、条件を達成すると後払いの利用が可能なため金銭的に余裕がない場合にも安心して退職代行の依頼ができます。

さらに、提携先の人材紹介会社も多数用意されているため、転職サポートも全国対応で受け付けている点もポイントです。

【基本情報】

退職代行サービスに関するよくある質問

最後に、退職代行サービスに関するよくある質問について回答します。

後払いにすると料金が変わる?

基本的に後払いと前払いにおいて料金設定が異なるケースは少ないです。サービス内容に変化はないため、大半が同じ料金で対応となります。

しかし、後払いで支払いをおこなうにあたってコンビニ決済の際に手数料がかかる可能性があったり、口座振り込みの際の振り込み手数料がかかったりする可能性があるでしょう。

そのため、即日支払いと比較して手数料が高くなる点を把握しておきましょう。また、退職代行サービスによっては、追加料金が発生するケースもあります。

後払いで料金が高くなるリスクを抑えたい方は、あらかじめ追加料金一切なしとうたっている退職代行サービスに申し込むと、安心して同一の料金で退職代行を依頼できます。

分割払いにすると手数料がかかる?

分割払いの場合は、分割手数料が発生する可能性が高いです。

各退職代行サービスによって手数料のパーセンテージは異なるため、分割払いをする際の手数料は申し込み前に担当者にきちんと確認しておきましょう。

また、分割回数が多ければ多いほど手数料が高くなる傾向にあります。

そのため、トータルの金額を抑えたい場合はできる限り分割払いではなく一括払いで対応されるとよいでしょう。

弁護士が運営している退職代行で後払い可能なところはある?

弁護士や労働組合が運営している退職代行サービスで後払い可能なサービスはいくつかあります。

退職代行jobs、退職代行やめるんです、男の退職代行、わたしNEXTなどは弁護士や労働組合が運営、かつ後払いが可能です。

弁護士や労働組合が運営する退職代行サービスの場合は、未払い給料や退職金、有給休暇消化などの交渉をする権利を持つため非常に有利かつメリットがあります。

そのため、弁護士や労働組合が運営、かつ後払い対応、また追加料金が一切なく全額返金保証が整っている退職代行サービスを選ぶとベストな退職が可能となります。

まとめ

今回は、退職代行で後払いは可能なのか、また実質後払いにする方法や後払い可能な退職代行サービスについて紹介しました。

後払いにする方法は複数用意されているため、手元に現金がない方でも安心して利用可能です。

一方で、追加費用がかからないか、全額返金保証制度があるのかを確認する必要があります。

金銭的なトラブルを避けるためにも、事前にチェックできることは確認しておきましょう。記事後半では後払い可能な退職代行サービスを5つまとめました。

ぜひそれぞれの特徴を比較したうえで、最適な退職代行サービスを利用してみてください。

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